大学教授になることは簡単でしょうか。

簡単ではありませんが、不可能ではありません。その道を知ってゆっくりと進んでいけばだいたい30代の半ばまでには大学の研究職に就くことができます。

ただ、逆に40歳を超えてから大学の研究者に初めてつくのは次第に難しくなります。採用する側としても、どこかの大学で経験を積んだ人ならば安心して採用できますが、教員経験のない中高年を採用するのはためらわれます。

自分の人生の計画を立てるときに、ある程度は安全策を講じておく必要があります。どこかの仕事に所属しながら大学の研究職を目指すのが望ましいのです。

大学教授の勤務条件はどのようですか。

一週間に5〜8コマほど授業をします。また研究室が与えられます。そこに閉じこもって一日中自分の研究をしている人もいます。勤務日は、週に4日が平均です。大学によっては、教授になったら、週に3日の勤務というところもあります。

大学教授の給料はどれくらいですか。

大学教授になるとだいたい1200万ぐらいとなります。大手の私大ですと1600万ぐらい給料を払うこところもあります。さらには大学から個人研究費(年間で20~50万円ほど)が支給されます。

大学教授はこのほかにも、講演会(一回2万円前後、有名な先生だと10万ぐらい)、テキストや雑誌の執筆などで、いくつか副業をする機会があります。