2018-06-22
ちょっと個人的なことで恐縮だが、自分は定年退職の年が近づいている。しかし、のんびりした生活をするには貯金が足りない。年金も少ない。家にいても家内から邪魔者扱いされるのは明らかだ。さらには、自分のボケ防止のためにも何か仕事を探したい。
そんな事情から、このところ、定年退職後の仕事を探している。自分の勤務校では、お情けで2コマぐらいは定年退職後も非常勤講師の仕事がもらえそうだ。
でも、できればフルタイムの仕事をしたい。65歳以上でも働けるところを探している。JREC-Inで有望なある就職先を見つけた。その募集案内には年齢が記されていない。多くの募集案内には定年が明記されている。「もしや」と思い、事務の募集担当者に電話をしてみる。
すると、担当者は気の毒そうな口調で「65歳以上の方はお断りしている」と言う。その学校は教育熱心な学校なので、学生への細かな指導や引率で大忙しであり、体力的にも若い人でなければ務まらない、との説明だ。
それならば、最初から、募集要項に志願者は65歳まで、と明記して欲しいと思うのだが、まあ、仕方がない。なんだ、無駄な希望を抱いてしまったのだ!
塾講師募集のサイトを見つけて、そのサイト経由で複数の塾にも応募して見たが、これも断られてしまった。やはり年齢制限に引っかかったようだ。
色々な話を聞くと、私立で教員養成を主体とする学校は望みがありそうだ。教員養成の学校は、小学校、中学校、高等学校の経験者、校長経験者などが欲しい。小中高では、60歳が定年だが、その方々が大学に移籍して働くとして5年間だけ働くとしたら、やはり期間は短い。最低でも10年間ぐらいは働いてもらわないといけないようだ。
近年の入学者確保の困難さもあって私立大学の多くは高等学校とのつながりを強化したいと考えている。退職校長などは、その意味で歓迎されるのだ。そんな私立大学では70歳まで働けるのだ。しかし、自分には、そのような個人的なコネ、つながりがないので困っている。
でも、なんとは職は見つけたい。シルバー人材サービスに登録したり、警備員や交通整理などの仕事も考えるが、教え子に見つかると恥ずかしい気もする。大学教員経験者だと無駄にプライドが高くなるので困ったものだ。