大学の倒産という言葉がよく言われます。たしかに、近年は募集停止となる大学が毎年何校か新聞に報道されます。ただ、民間と異なる点があります。民間は倒産となると、すぐさま、全員が失職します。

しかし、大学は4年制なので、募集停止としても、現在在学する1年生を卒業させるまでは、大学が存続する義務があります。その意味では、大学が募集停止となっても、数年後に失職となります。その間に次の就職先を探すことができます。

短大の場合は、2年制なので、そのような時間的な余裕はあまりないかもしれません。ただし、2年制の短大の募集停止の場合は、教員は同系列の大学の方に異動することも多いのです。