論文を書く必要があります。それもたくさんあればあるほどいいでしょう。質の悪い論文を量産していいと言っているのではありません。ただ、論文はたくさん書いていると、次第に質も上がってきます。

研究業績を提出しますが、そこにある程度の数が並んでいないと最初の審査の段階からハネられます。応募するときには少なくとも文系であれば、10本以上の論文があることが望ましいのです。

理系になると提示する論文の数はもっと増えるでしょう。何十本以上も必要かもしれません。理系の場合は、単独の論文よりも共同研究の論文が多いので、互いに名前を出し合って論文が出来上がることが多いのです。共同研究の話があれば、積極的に参加して、論文の執筆者の中に入れてもらうことがいいでしょう。

第一執筆者(the first author)であるといいのですが、しばらくは論文数を稼ぐ意味からも、第二でも第三でも執筆者になれるならば、引き受けましょう。