○
先般、ある大学で特任教授として働き始めたという話をした。ところが、ある事情で、詳しいことは語れないが、できたら別の大学で働きたくなった。
○個人的なことで恐縮だが、本日からある大学で特任教授として働くことになった。辞令をいただいたので、これで確実に採用になったのだ。この日まで、内定取り消しの事例などをネットで見るたびに不安な気がしていた。大学によっては、内定通知書を出さないで、単にメールだけで4月1日にどこどこに来てくれという案内だけのところもある。この大学は、一応、内定通知書を送ってくれたので大丈夫だとは思っていたが、それでも100%は安心できなかった。心配なのは突発事故であった。交通事故でも起こして身体に故障が起こったら、やはり... 特任教授の辞令をいただき、労働条件を知る。 - 大学教授になるには |
そんなことで、またjrec-in などを見てどこかいい就職先はないか調べている。自分の年齢が65歳を超えているので応募先はかなり制限される。でも、募集要項を見ると、定年は65歳とか67歳とはっきりと記してある応募条件もあるのだが、そこは明記していない大学もある。明記していない大学は好条件の応募者がいれば受けようという考えだと思う。
各大学のホームページを見ると、私の知っている分野で大物の先生は引退後もそれなりに再就職している。社会的にも名の知れた方ならば、大学側も広告塔として利用したいという気持ちがあるのだろう。
さて、自分の業績を見ると数はそれなりにあると思う(質は自信はないが)。採用側が、それをどう判断するかである。場合によっては、不要な業績は絞ってもいいかとも思う。業績表に書きすぎるのも問題だ。余りにも何でも屋であったのでは、採用側も不信感を抱いてしまう。その意味では、応募条件をよく見て、それに合致する業績だけを提示することだ。(もちろん、虚偽の業績はいけない。自分の経験だが、ある大学で、業績表に記してある業績はすべて送るように、と言われたことがあり、論文や書籍を段ボールに詰めて送ったことがあった)
まだ、5月で来年度の採用は始まったばかりである。その意味で、新卒と同じように就職戦線に再チャレンジしてみたい。結果をそのつど報告してゆきたい。